コロナワクチンと、他のワクチンを接種している・接種する予定、の方たちからの質問が増えています。

現在国内で接種できるコロナワクチンは、ワクチン接種の「前後2週間」は他のワクチンを避けること、とされています。

つまり、他のワクチンを接種してから2週間以上あけてコロナワクチンを、また、コロナワクチン後、2週間経ってから他のワクチンを接種すること、となっています。

*今秋から、コロナワクチンとインフルエンザワクチン接種の同時接種が認められることが、7月22日の第33回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会で了承されました。

横浜市からは、コロナワクチン2回接種の間は他のワクチン接種を避けるよう通知がありましたので、問い合わせたところ、科学的な理由はなく、あくまでも煩雑だから、と言う理由のようです。

特に国からの通知ではありません。

当院で現在よくあるお問い合わせは、

HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)

風疹、麻疹、ムンプス、水痘帯状疱疹のワクチン

です。

ファイザーのワクチンは、1回目の後、3週間後に2回目のワクチン接種を、

モデルナのワクチンは、1回目の後、4週間後に2回目のワクチン接種を、

行います。

また2回目の後、5ヶ月以上経過して3回目を(武田社・ノババックスは6ヶ月以上)

3回目の後も5ヶ月以上経過して4回目を

接種するのが現在の決まりです。

もし、コロナワクチンのスケジュールに、HPVワクチンが重なってしまった場合、HPVワクチンをコロナワクチン接種の2週間後以降に接種して下さい。HPVワクチンの方が、前後に移動して打っても大丈夫ですので、スケジュールを相談しましょう。

なお、妊娠を考えている方(=妊活中、妊娠を計画している方)は、ワクチンの予定があるからと言って、避妊したり、コロナワクチン後に避妊する必要がありません(一部で誤った指導がされているようです。ご注意ください)。

妊娠中、授乳中でももちろんコロナワクチンを接種できますし、むしろ妊娠前よりも推奨されているのは、インフルエンザワクチンも同様です。


HPVが原因となる病気やHPVワクチンの説明動画を作成しました。

文責 桜井明弘(院長、日本産科婦人科学会専門医)

初出:令和3年6月17日
補筆修正:令和3年6月19日、7月15日、8月20日、9月17日、11月9日
補筆修正:令和4年6月25日、8月8日、9月12日、HPVワクチンの説明動画を追加しました。