最新のお知らせ

ムンプスワクチンが出荷制限となっています。〜妊娠前に調べておきたい4つのウィルス抗体、ワクチン接種〜

ムンプスワクチンが入荷され、予約を再開しましたが、再度出荷制限となっており、当院の在庫はまだありますが、在庫が消尽すると1月前半まで入荷がありません。

ムンプスワクチン接種は当院に通院されていない方も対象に、お手数ですがお電話での予約を承っています。

お早めにご予約をお取り下さい。

【麻疹の現況】

麻疹患者さんに接触して感染した場合、10~12日間の潜伏期間が経って、はしかを疑う症状、

発熱、咳、鼻水など風邪のような症状

・2~3日間発熱が続いた後に、39度以上の高熱と全身に赤い発しん

が出た方は、医療機関に電話連絡の上、指示に従い、公共交通機関を利用しないで受診して下さい。

今年11月16日までに、国内で報告された麻疹患者さんは239人で、例年を大幅に上回っています。

特徴として患者さんは20〜40代が多く、ベトナムへの渡航歴のある方が圧倒的に多いです。

もちろん国内での感染例も半数近くあり、身近で感染が拡がりつつあるかも知れません。

現在、麻疹を疑う、発熱、発疹、カタル症状(咳、鼻水、結膜の充血など)が見られる場合には、医療機関に事前に連絡した上で、公共交通機関を利用せずに受診して下さい。

麻しんは麻疹抗体がないか、低抗体価の方に感染する可能性がありますが、妊婦さんが感染すると、流産や早産、また死産となる可能性があり、同居するご家族も含めて注意が必要です。

また、感染後2〜10年経ってから亜急性硬化性全脳炎(SSPE)が発症する可能性もあり、妊婦さんに限らず感染予防をしなければなりません。


【水痘の現況】

水痘は、妊婦さんが感染をすると、産まれる赤ちゃんが「先天性水痘症候群」にかかる恐れがあります。

現在定点あたりの報告は0.23ですが、過去5年の同時期と比べて2.09倍増えています。

風しん、水痘・帯状疱疹ワクチン、ムンプスワクチンのご予約は、お電話か受付で承っています。ネットでの予約は出来ません。

ムンプスは現在の在庫が消尽したら、1月前半まで入荷の見込みが立っていません

妊活中の方や妊婦さんとご家族は抗体検査を、または抗体検査と必要に応じてワクチン接種を考えましょう。ワクチン接種は1日も早い方が良いです。

【風疹の現況】

平成30年の風しん患者さんは2,917人、平成31年/令和元年は2,306人が報告されました。

報告患者さんの実に78%は男性で、男性のうち59%は30~40代です。

感染者の過半数は、30〜40代の男性なのです。

平成30年は男性が女性の4.3倍多かったのですが、平成31年/令和元年は3.6倍、女性の患者さんの比率が増えています。女性は20〜30代に多く(女性の64%)、 妊娠を希望している世代の女性に増えているため注意が必要で、今後も先天性風疹症候群の発生が懸念されます。

2013年の流行では、全国で17,000人が風疹に感染し、先天性風疹症候群は45人でした。

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先天性風しん症候群(CRS)の報告(2019年5月13日現在)国立感染症研究所

この表は全国の先天性風しん症候群を全例掲示していますが、2013年に32人、2014年に9人の報告以降、今年まで実に5年間、1人も報告がなかったのです。流行がなければ一人もいなかったということです。

院長も親しくしている、 お子さんを先天性風疹症候群で亡くされた可児佳代さんのインタビュー記事を紹介致します。


風疹、麻疹、水痘、ムンプス(おたふく)は、妊娠前に抗体があるか血液検査を、抗体がなければワクチン接種して抵抗力をつけますが、妊娠中にワクチンは接種できず、またワクチン接種後は2ヶ月の避妊期間が必要です。

一方でインフルエンザやコロナワクチンは、不活化ワクチンのため、妊娠中でも受けることが出来ます

リンゴ病は残念ながらワクチンがなく、抗体検査は出来ますが、感染から身を守るには、一般的な風邪と同様、マスクの着用とうがい、手洗いくらいしか手立てがありません。

過去にかかったはず、とか、ワクチン接種した、と言う方はこちらのページもご覧ください