妊婦さんが風疹(三日ばしか)に感染すると、赤ちゃんの先天性風疹症候群(CRS)、これは生まれつきの心臓病、難聴、白内障が主な症状ですが、2012年6月頃から流行した期間に先天性風疹症候群となったお子さん45人のうち、5年間で11人が亡くなっており、病気を持って産まれることはその後の寿命が短くなっています。

厚生労働省によると、今月5日までの2週間に、風疹患者数が予防接種を受けていない方が多い、30~50歳代の男性を中心に38人に達し、千葉県をはじめ、首都圏を中心に急増しており、今年の累積患者数は96人となり、すでに昨年1年間の93人を超えたとのことです。

また、夏休みで多くの人が往来することから、今後さらに感染が広まる恐れがあるそうです。

 

・妊娠を考えている女性とそのパートナー、妊婦さんのパートナーは、風疹抗体検査を行って下さい。

 過去にワクチンを受けた方も抗体が低くなっている可能性があります。

・抗体が低い方は風疹ワクチン、または麻疹との混合ワクチンであるMRワクチンを接種して下さい。


今年に入ってから、妊婦さんが罹ると流産、赤ちゃんの病気の原因となるウィルスがはやっています。

 

麻疹は風疹(三日ばしか)や水痘(水ぼうそう)とともに、子供が罹る病気、一度罹れば二度とかからない(終生免疫)という印象が強いですが、本当でしょうか。

妊娠中に感染してはいけない感染症は沢山ありますが、中でもこの、

・風疹

・麻疹

・ムンプス

・水痘

は、ワクチンで感染を予防することが出来ます。

産婦人科クリニックさくらでは、これから妊娠を考えるカップルに、抗体検査を行うことと、必要に応じたワクチンの接種を積極的にお勧めしています。

次のページでは、この流行が拡大した麻疹(はしか)についてまとめました。