横浜市では6月下旬以降、麻疹患者さんの報告がなかったそうですが、9月に入って、6名の報告があります

海外渡航歴のある患者さんが1名、麻疹患者さんと接触した方が4名、そしてお一人は感染経路が不明だったそうです。

国立感染症研究所(10月3日現在)によると、川崎市でも1名、そして品川区では8名の麻疹報告がありました。


麻疹は途上国を中心に流行が常態化しており、日本からの旅行者や、日本への旅行者が麻疹を持ち込むことが知られています。


麻疹は妊婦さんが感染すると、流産、早産、死産の原因となり、また妊婦さん自身の肺炎合併、そして妊婦死亡率が増加します。


麻疹は空気感染するため、飛沫感染するインフルエンザなどよりもずっと強力な感染力があります。

麻疹患者さんに接触後、72時間以内に麻疹を含んだワクチンを接種すると発症が防げる可能性があります。
(妊婦さんはワクチン接種を受けることが出来ません)


現在妊婦さんが、かかるのを避けたいウィルス性疾患が流行しています。

昨夏から流行が持続している風疹

インフルエンザもここ5年間の中では最も早い流行が始まっており、沖縄県ではピーク時と同じくらいの流行となっています。

さらに今シーズンも例年よりリンゴ病が多く持続しています。

いずれも妊婦さんにとって避けなければならないウィルス性疾患です。


風疹、麻疹、水痘、ムンプス(おたふく)は、妊娠前に抗体があるか血液検査を、抗体がなければワクチン接種して抵抗力をつけますが、妊娠中にワクチンは接種できず、またワクチン接種後は2ヶ月の避妊期間が必要です。

一方でインフルエンザワクチンは、不活化ワクチンのため、妊娠中でも受けることが出来ます

リンゴ病は残念ながらワクチンがなく、抗体検査は出来ますが、感染から身を守るには、一般的な風邪と同様、マスクの着用とうがい、手洗いくらいしか手立てがありません。

過去にかかったはず、とか、ワクチン接種した、と言う方はこちらのページもご覧ください