コロナワクチンと、他のワクチンを接種している・接種する予定、の方たちからの質問が増えています。

現在国内で接種できるコロナワクチンは、

・コミナティ(ファイザー)

・COVID−19ワクチンモデルナ筋注(武田/モデルナ)

の2種類です。

ともにコロナウイルスワクチン接種の「前後2週間」は他のワクチンを避けること、とされています。

つまり、他のワクチンを接種してから2週間以上あけてコロナワクチンを、また、コロナワクチン後、2週間経ってから他のワクチンを接種すること、となっています。

横浜市からは、コロナワクチン2回接種の間は他のワクチン接種を避けるよう通知がありましたので、問い合わせたところ、科学的な理由はなく、あくまでも煩雑だから、と言う理由のようです。

特に国からの通知ではありません。

当院で現在よくあるお問い合わせは、

HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)

風疹、麻疹、ムンプス、水痘帯状疱疹のワクチン

そしていよいよ

インフルエンザワクチン

です。

ファイザーのワクチンは、1回目の後、3週間後に2回目のワクチン接種を、

モデルナのワクチンは、1回目の後、4週間後に2回目のワクチン接種を、

行いますので、どちらのワクチンを接種するのか、で他のワクチンの予定を立ててください。

もし、コロナワクチンのスケジュールに、HPVワクチンが重なってしまった場合、HPVワクチンをコロナワクチン接種の2週間後以降に接種して下さい。HPVワクチンの方が、前後に移動して打っても大丈夫ですので、スケジュールを相談しましょう。

なお、妊娠を考えている方(=妊活中、妊娠を計画している方)は、ワクチンの予定があるからと言って、避妊したり、コロナワクチン後に避妊する必要がありません(一部で誤った指導がされているようです。ご注意ください)。

妊娠中、授乳中でももちろんコロナワクチンを接種できますし、むしろ妊娠前よりも推奨されています。

文責 桜井明弘(院長、日本産科婦人科学会専門医)

初出:令和3年6月17日
補筆修正:令和3年6月19日、7月15日、8月20日、9月17日