当院で行っているオンライン診療についてご案内します。
この記事の目次
オンライン診療の基本ルール
- オンライン診療は30分枠で行われます。
例えば11時に予約した場合は、
11時00分から11時30分の間での診療の予約、と言う意味です。
- 予約時間を過ぎても入室がない場合(上記の場合、11時30分を過ぎた場合)はキャンセル扱いとなります。
- 無断キャンセルが続くとオンライン診療の利用が制限されます。
予約方法と準備事項
- 診療設定日の30日前から当日の朝9時まで予約可能です。
- 診療前に問診回答や保険証のスキャンを済ませてください。
利用対象者
- 当院のオンライン診療は再診の患者さんのみ利用可能です。
- 初診の方はオンライン診療を受けられません。
処方の制限事項
- 医薬品の処方には制限があり、治験や臨床試験等を経ていない医療を行ってはならない、とされており、当院で処方している一部の処方はできません。
- 緊急避妊薬は現在、オンライン診療では対応できません。
- サプリメントの購入はオンライン診療で可能です(通信販売は禁じられています)。
通信環境の注意点
- オンライン診療には「curon」サービスを使用しています。
皆さんのスマートフォンやPCと、当院のパソコンをネット回線で繋いでご利用いただきます。
- 回線速度は最低10Mbps、理想的には50Mbps以上を推奨します。
回線速度はスマートフォン、PCともに、さまざまな無料サイトで計測できます。
例えば、このようなサイトがあり、クリックするだけで数秒で測定できます。
ちなみに当院では90Mbps以上を保っております。
- 回線速度が遅い場合、画像の乱れ、音声の途切れなどが生じる可能性があり、
診療に支障が出る可能性があります。 オンライン診療に入室したのに、こちらがなかなか入室しない時は、アクセス障害の可能性がありますので、一度ログアウトして再ログインしてください。
海外での利用について
- オンライン診療は日本国内のみ利用可能です。
- 海外での利用は通信環境や当該国の薬事法等関連法令を鑑みて、行えません。
オンライン診療のメリット
- 来院不要で時間や交通費を節約できます。
- 待ち時間の短縮ができます。
- 感染予防(新型コロナウイルス、インフルエンザ、風邪、感染性胃腸炎など)にもなります。
- 処方箋を、患者さんが指定した薬局にFAXすることもできます。
診療内容と対象薬剤
- 診療内容:
- 検査結果の説明や、結果に基づいた薬の処方。
例えば、子宮がん検診、各種血液検査、腟分泌物(おりもの)培養検査、STI(性感染症)検査など
安定した状態での薬の処方。
保険診療は、登録いただいた薬局に当院からFAXするか、お手元にこちらから処方箋を郵送。自費診療ではお薬を直接送付。いずれもお薬が切れないよう、余裕をもってご利用ください。
- 検査結果の説明や、結果に基づいた薬の処方。
- 対象薬剤:
・低用量ピル(OC)(トリキュラー、マーベロン、ファボワール、ラベルフィーユ)
・月経困難症治療薬のLEP(ルナベル・フリウェル、ヤーズ、ジェミーナ、アリッサ)、POP(ディナゲスト、デュファストン、ノアルテン)、鎮痛剤
*OC・LEPの処方には、問診の他に血圧測定が必要です。ご自宅に血圧計を準備してください。
・子宮内膜症治療薬「ジエノゲスト」
・子宮筋腫・子宮内膜症治療薬「レルミナ」
・レトロゾール、クロミッド(これらの排卵誘発剤は、診察が必要となる場合があります)
・その他、男性不妊の処方、漢方など。
・月経調整(ノアルテン)など。
*処方の内容によっては、定期的な診察が必要となることがあります。
*72時間以内に内服する必要のある「緊急避妊薬」は、オンライン診療の申し込みから診療、発送、お受け取りの時間を考えると、72時間を越えてしまうことがほとんどだと予想され、またなるべく早く内服した方が効果も高いため、現時点では受診していただいた方が良いと思いますが、現在ご利用方法を改良中です。
- ピルの処方は血圧測定が必要です。ご自宅に血圧計を準備してください。
費用について
オンライン診療は、通常の診療費に加えて利用料がかかります。
アプリ使用料(330円)+情報通信機器運用費(550円)
- 自費診療:
- 再診料(1430円)+アプリ使用料(330円)+情報通信機器運用費(550円)。
- 薬剤料や送付料が別途かかります。
- 保険診療:
- 再診料、処方箋料+アプリ使用料(330円)+情報通信機器運用費(550円)。
- 処方箋の郵送には通常の郵便かレターパックで送付します。
レターパックでの送付をご希望なさる場合は、別途600円かかります。
横浜市の子宮がん検診の結果では、
アプリ使用料+情報通信器機の運用に係る実費のみ、がかかります。
診療時の注意事項
- プライバシーを守れる環境で利用してください(会社の休憩室や公衆の場は不可)。
- 第三者の参加は禁止されています。
- 自動車や自転車の運転中の利用は禁止されています。
- 許可のない録音・録画・撮影は禁止されています。
利用手順とサポート
- 「curon」アプリをダウンロードし、事前に設定を行ってください。
- 設定に問題がある場合は、サポートセンター(0120-054-960またはsupport@curon.co)に連絡してください。
産婦人科クリニックさくらのオンライン診療計画書はコチラ(PDFファイル)です。令和元年8月2日
診療時間と担当医師
- 診療枠は平日と不定期の土曜日です。
- 担当医師は院長、桜井加那子医師、佐野麻利子医師です。
診療費の請求と領収書
保険診療の再診料、処方箋料以外は税別で、診療、配送にかかるコストはすべてご登録いただくクレジットカードに請求させていただきます。
領収書は配送物に同封するか、メールでPDF形式で送付します。
オンライン診療の指針
- 当院では令和5年3月改訂のオンライン診療指針に基づいて診療を行っています。
更新:令和元年7月23日、30日、8月2日、9日、19日、23日、10月11日、16日、31日
更新:令和2年2月6日、25日、3月6日、4月3日、6日、9日、14日、15日、18日、27日、5月1日、6月22日、7月21日、8月24日、9月17日、18日、10月13日
更新:令和3年1月5日、21日、25日、29日、2月16日、22日、3月24日、4月6日、7日、27日、10月20日、11月19日、23日、30日、12月28日
更新:令和5年1月6日、4月26日、10月20日、12月1日、3日
更新:令和6年3月2日、4月18日、5月17日、8月11日、9月2日、11月16日
更新:令和7年1月6日、23日、2月10日、お出にならない場合のキャンセル扱いについて追記し、見やすいように全面改定しました。如何でしょうか。