最新のお知らせ

2月4日は風疹(ゼロ)の日、2月を”風疹ゼロ”月間です。

平成29年から、我々も所属している日本産婦人科医会が中心となり、日本産科婦人科学会、厚労省をはじめとした各省、都道府県市区町村、国立感染症研究所、日本医師会、小児科、耳鼻科、など各学会が2020年、東京五輪、パラリンピックの年までに国内で風疹を流行させない取り組みを開始しました。

2月4日を風疹(ゼロ)の日とし、2月を”風疹ゼロ”月間と位置づけて啓発活動を行っています。

その成果もあってか、2025年9月26日付で、 世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局 は、日本が 風疹の「排除状態」 にあると正式に認定しました

認定の基準は、国内で土着株による感染が3年以上確認されていないこと、厳格なサーベイランス体制が維持されていることなどで、日本国内では、2020年3月以降、土着株による感染例が出ていません。

この認定は、国内で啓蒙活動を行ってきた、多くの関係者の喜ぶところとなりました。

さて、妊娠中の感染が、お腹の赤ちゃんの先天性風疹症候群のリスクとなります。

アジア諸国、東欧、アフリカなどでは風疹が常に流行しており、渡航や入国者、帰国者からの感染のリスクはありますので、妊娠を考えている方は抗体検査やワクチンをお受け下さい。

産婦人科クリニックさくらではかねてより風疹のみならず、赤ちゃんの病気を起こしたり、流産、早産、死産の原因となる麻疹(はしか)、ムンプス(おたふく)、水痘(水ぼうそう)の抗体(免疫力)があるか、なければ妊娠前のワクチンの接種を推奨しています。

妊娠を考える前に検査とワクチンを。男性の方が抗体を持たないことが多いですから、男性の皆さんもぜひ、目を向けてください。

抗体検査は血液検査で結果は1週間で出ます。

ワクチン接種後は2ヶ月の避妊期間が必要ですから、妊娠に取り組む前に検査をお勧めしています。男性はワクチン接種後の避妊は必要ありません

コロナワクチンと他のワクチンは同時接種も可能で、接種間隔を開ける必要もありません

最後に厚生労働省が作成した動画を紹介致します。


風疹関連記事

妊娠前に調べておきたい4つのウィルス抗体、ワクチン一覧

・風疹抗体にEIA法が採用されました。~横浜市風しん抗体検査・ワクチン接種のご案内~

不妊スクリーニング検査

自費診療料金表

各種検診費用


先天性風疹症候群で亡くなったお子さんたち。 ~これから妊娠を考える方たちに、風疹、麻疹抗体検査、ワクチン接種のお勧め~

「安心して妊娠を迎えられました」 妊娠前のワクチン接種

主人も風疹ワクチン打った方がいいですか? ~3つの理由~

風疹抗体検査とMRワクチン接種のお勧め ~当院の検査データを元に、今妊娠を考えているカップルへ~

「風疹流行の持続」「MRワクチンて?」「男性も避妊?」 ~風疹に関する質問や話題~

初出:平成29年2月3日
補筆修正:平成30年2月3日、15日
補筆修正:平成31年4月19日
補筆修正:令和3年1月25日
補筆修正:令和4年2月14日、6月25日、8月8日
補筆修正:令和5年7月4
補筆修正:令和7年4月4日
補筆修正:令和8年2月5日、日本が風疹の排除状態であることと、厚労省の動画を紹介しました。