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クロミッド(クロミフェンクエン酸塩) ~排卵誘発剤の効果と副作用~
生殖医療(不妊治療)では、排卵誘発剤がよく使われます。その中でも、最も多く処方されているのが、このクロミフェンクエン酸塩ではないでしょうか。商品名はクロミッド®

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子宮は老化しませんか?
不妊の原因として、年齢の因子はとても大きいですが、年齢とともに妊娠しづらくなってしまうのは、ほとんどが卵巣・卵子が原因です。一人目の治療で、受精卵を凍結し、二人

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英国からもHPVワクチンによる子宮頸がん減少効果が報告されています。
子宮頸がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を予防するHPVワクチン。昨年のスウェーデンから報告に続いて、英国からも子宮頸がん減少効果が報告され

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月経困難症治療の低用量ピル(LEP)「ジェミーナ、レボノルゲストレル・エチニルエストラジオール配合製剤」

平成30年10月4日に発売、処方できるようになった新しい低用量ピル「ジェミーナ」(レボノルゲストレル・エチニルエストラジオール配合製剤)は、令和元年9月1日より長期処方ができるようになりました。

低用量ピルには、自費診療で処方されるOCと、保険処方が可能なLEPがあります。

当院では、トリキュラー、マーベロン、ラベルフィーユ、ファボワールの4つのOCを処方しており、

また、LEPはヤーズ、ヤーズフレックス、ルナベルLD/ULD、フリウェルLD/ULDとジェミーナ、ドロエチを処方しています。


低用量ピルは配合されるエストロゲンの含有量と黄体ホルモンによって特徴づけられますが、このジェミーナは、エストロゲンはエチニルエストラジオール(EE)が0.2mg配合されているため、ルナベル(フリウェル)ULDやヤーズ、ヤーズフレックスと同様、「超」低用量ピルの位置づけで、ジェミーナの黄体ホルモンはレボノルゲストレルを0.9mg配合されています。

レボノルゲストレルはトリキュラー、ラベルフィーユにも配合されており、ミレーナ緊急避妊薬の「レボノルゲストレル」にも含有されています。

レボノルゲストレルは頭痛を起こしにくく、他のピルで頭痛の副作用が見られる場合にもジェミーナへの変更を検討します。

またジェミーナは多くのOC/LEPと同様、21日の実薬と7日の休薬をするタイプと、77日実薬を連続服用して、7日休薬するタイプが準備されています。

連続投与やフレックス投与では、周期投与に比べて、出血の回数を減らすだけではなく、卵巣チョコレートのう胞などの子宮内膜症に効果があるとされています。


他にも、どのような患者さんにこのジェミーナが有効であるか、今後の情報や学会発表、医学論文が出されると思われます。

産婦人科クリニックさくらでも情報を集め、皆さまに提供させていただきたいと考えています。


国内ではさらに新しい低用量ピルの治験が行われています。その効果と、どのような位置付けになるか、皆さんの役に立つものか楽しみにしています。

OC/LEPやPOP(黄体ホルモン製剤)に関する動画を作成しました。

文責 桜井明弘(院長、日本産科婦人科学会専門医)

(初出:平成30年7月18日)
(更新:平成30年9月13日)
(更新:令和元年8月22日)
(更新:令和2年1月27日、3月10日、7月27日、11月26日)
(更新:令和4年5月26日、7月9日、31日、10月21日、11月15日、OC/LEP、POPの解説動画を追加しました)

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