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HPVワクチンは、2回目以降、変更できますか? 〜交互接種が可能です〜

HPVワクチンには2価、4価、9価のワクチンがありますが、令和5年度から9価ワクチン定期接種キャッチアップ接種として受けられるようになりました。

HPVワクチンは、原則として同じワクチンを3回接種する様に決められておりますが、ワクチンを受ける方が希望する場合は「交互接種」が可能になりました。

また令和5年4月からは14歳までに接種を開始すると、2回接種が可能ですが、この方たちが交互接種を受ける場合は、3回接種しなければなりません。

過去に2、4価を1回、または2回打ったけど、残りは9価で、という選択も公費接種でも可能です。

この場合、2回目は1回目から1ヶ月以上、3回目は2回目から3ヶ月以上空けて接種する、9価ワクチンの接種間隔で行います。


産婦人科クリニックさくらでは、9価ワクチンを推奨しており、ほとんどの方が9価ワクチンを選択していますが、現在、9月に全国的に多くの方が接種を受けて下さったため、ワクチンが供給不足となっており、新規の受付や予約外の方はお断りしている状況です。

そのため、この項で説明した交互接種を用いて、2価ワクチンを接種して無料期間までに終える考え方も出てきています。

HPVワクチンについて、よくいただくご質問に答えた動画を新しく作成してアップデートしました。

 

HPVワクチンについて、解説動画も作成し、9価ワクチンの公費助成化決定を受けてアップデートしました。ご参考にしていただけたらと思います。

 

初出:令和4年6月10日
補筆修正:令和4年9月26日、10月13日、11月12日、12月9日
補筆修正:令和5年1月13日、31日、3月16日、25日、4月2日、21日、7月24日、8月13日、29日、 11月3日
補筆修正:令和6年1月21日、3月31日、5月28日、8月19日、10月11日、9価ワクチンの限定出荷と当院の対応について追記しました。