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コロナ感染予防に注意してください。今できる感染予防はマスク着用しかありません。

昨年5月以降、コロナウイルス感染症は第5類に移行し、マスク着用も医療機関などを除いて緩やかになっており、社会はコロナを忘れたかのようになっていますが、最近、再増加している印象があります。

もともとゴールデンウィークで人々の移動があった後、再度増えるであろうことが懸念されていました。

当院ではさまざまなコロナ感染に関する情報を発信していますが、その中でも「妊娠していますが、コロナにかかってしまいました。どうしたらいいでしょうか」の記事へのアクセスが急増しており、これまでもメディアなどで報道されるよりも前に、この記事に注目が集まっていたため、注視していました。

やはり今週くらいから、コロナ感染したことによる不妊治療のキャンセルや過去にも感染したことのある方の感染の連絡があり、肌感覚で増えてきたと思っていました。都内の親しい耳鼻科の先生も、感染者が増えていることを発信しております。

保健所などではまだ実態把握ができていないようなので、メディアで報道もされていないようですが、再流行が心配されます。

男性のコロナ感染では精子が少なくなる、精液検査所見の悪化も見られ、妊活カップルにとっては重篤な問題でありますがこれもあまり知られていないようです。

我々も感染した場合には受診される患者さんにご迷惑をお掛けするので、感染予防は継続していますが、ワクチン接種が再開されるまでの間は、感染予防に外出の際にマスクを着用することしかできません。また感染してしまった方は、他の方にうつさないように、外出を控えていただくことしか感染拡大を予防する手立てがありません。

コロナは終わったことではなく、いつでもそばにあることを考えて行動してください。