HPVワクチンの無料接種期間が1年間延長され、先月3月中までに接種を開始する必要がありました。
当院でも連日20名前後の方が接種に来院され、そのうちほとんどの方が初回接種でした。
HPVワクチンの接種を始めた方、時間を作って、お疲れ様でした。よく打ち始めてくれました。ありがとうございます。
残念ながら、ワクチン接種が出来なかった方、今後自費で接種する選択もありますが、まずは、子宮頸がん検診を受けて下さい。目安は性交経験のある20歳以降の方です。自治体からも検診の案内が来ますし、職場での検診で受けていただいても結構です。
大切なのは、今後もご自身の健康に留意し、検診を受けること、不正出血やおりもののトラブル、下腹痛など、婦人科の病気が疑われる症状がみられたら早めに受診すること。そのためには婦人科のかかりつけ医を持つことがとても重要で、悩みや相談事、結婚が決まった時のブライダルチェック、妊娠を考えた時の検査やワクチンなど、女性の生涯で、たくさんのシーンで婦人科医がお手伝いできることがあります。
どうぞ遠慮なく受診をして下さい。婦人科医は皆さんの側にいて、いつでも力になろうと考えています。
一般の患者さんにおかれましても、HPVワクチンファイナルウィークと呼ばれた3/24以降は、外来診療も連日混雑しまして大変ご迷惑をおかけしました。ありがとうございました。
新年度となりました。今年度のHPVワクチン接種事業については、別途お知らせします。
初出:令和6年9月30日
補筆修正:令和6年10月18日、12月5日
補筆修正:令和7年1月11日、25日、2月3日、3月1日、5日、14日、31日、4月1日、無料接種開始が終了しました。