現在、多くの方が月経痛やPMSの治療目的にOC/LEP(低用量ピル)やPOP(黄体ホルモン単剤ピル)を服用しています。
月経痛やPMSが起こる原因や機序、その対策法を説明し、中でもOC/LEPとPOPをフォーカスします。
またOC/LEPの副作用や40歳からの対処法についても触れています。
ただし、最近では低用量ピルの服用中は内膜症が改善したり、発症する予防効果があるとされつつも、服用後の内膜症発生が増えるという報告もあり、注視が必要です。
桜井明弘(院長、日本産科婦人科学会専門医)
初出:令和4年9月9日
補筆修正:令和5年8月11日、低用量ピル服用後に内膜症が増える可能性を追記しました。