排卵させるトリガーに用いるHCG製剤「オビドレル®」の自己注射指導を行っています。
タイミング法や人工授精(AIH)の排卵日をコントロールしたり、体外受精などの生殖補助医療で、採卵を行う前に用いるHCG製剤です。
最適な排卵日とするために、注射剤であるHCG製剤の投与は医療機関を再度受診しなければならず、また採卵の前にはHCG注射の日時が指定されます。
HCG製剤「オビドレル」は、最初から針付きの注射器に薬が充填されており、キャップを外すだけで注射することが出来ます。
平成30年4月より、患者さんによる自己注射が認められたため、産婦人科クリニックさくらでも自己注射の指導を開始していますので、ご希望の方は診察の際やスタッフにお声掛け下さい。
初めて自己注射をされる方には、練習して頂いております。
説明動画「生殖補助医療の実際・保険診療編」は、こちらをご覧ください。
生殖補助医療の治療成績はこちらで解説しています。
文責 桜井明弘(院長、日本産科婦人科学会専門医)
初出:平成30年4月26日
補筆修正:令和2年2月6日、3月25日、5月16日、6月23日
補筆修正:令和3年3月12日、10月25日
補筆修正:令和4年2月27日、8月16日、10月31日、 11月3日
補筆修正:令和6年2月3日、 治療成績と新しい治療戦略を解説した動画を追記しました。