最新のお知らせ

1月10日(火)、新施設での診療を再開しました。

年末より移転のため休診とさせて頂きました。

いよいよ内覧会も終え、新施設での診療を再開しました。

 

2007年4月にたまプラーザの地に産婦人科クリニックさくらを開設し、これまで3万人もの患者さんに受診して頂きました。

産婦人科クリニックさくらは産婦人科診療の中でも、ウィメンズヘルスと生殖医療(不妊治療)を二本柱とし、幼年期から高齢の方まで幅広く診療を行っています。

産婦人科が果たす役割は実に沢山ありますが、幼年期の陰部のトラブルにはじまり、思春期に入ると生理痛や生理不順など月経のトラブル、STI、避妊など多岐に渡ってきます。さらに性成熟期に入り、子宮頸がんや子宮内膜症、子宮筋腫などの婦人科疾患がみられるようになり、子宮がん検診をはじめとした婦人科検診が重要になってきます。

そしてこの年代からは妊娠希望の方も増えてきます。生殖医療だけではなく、妊娠を希望する前、できれば1年くらい前から準備のお手伝いをします。これにはブライダルチェックや妊娠前にやっておくべきウィルス検査やワクチン接種も含まれ、排卵ができているのか、ホルモン異常はないか、と色々な検査と必要に応じて行う治療があります。

生殖医療ではこれまでの当院の治療成績を踏まえ、なるべく早く妊娠ができるよう心掛けていますが、治療の内容についてはカップルの価値観を尊重し、身体に優しい治療を選択しています。

長らく生殖医療に携わっていると、すぐに妊娠ができる方も多い一方で、なかなか結果が得られない方も少なくありません。その中には生活習慣の改善が必要な方も多数いらっしゃいます。

当院では不妊治療だけでなく、妊娠しやすいカラダ作りも提案しており、これにはさくら相談室での食事指導や各種サプリメント、また3月頃から開始する統合医療を準備しています。この様に様々な切り口から、お一人お一人に合った治療、施術を提案して参りたいと思います。

性成熟期以降のトラブルとして、婦人科疾患による月経痛や過多月経、そして更年期障害、腟炎や性器脱もみられます。

実に様々な女性特有のトラブルに、産婦人科クリニックさくらはこれからも真摯に対処していきたいと思っています。

 

新施設での診療では、これまでと異なり、ネットやスマートフォンで利用できる予約システムを導入しました。待ち時間対策は我々にとっても真摯に向き合わなければならない喫緊の課題の一つと考えています。

同様に診療受付の便宜を図るため、自動でチェックインできるシステムも始めます。院内ではプライバシーに配慮し、お名前でなく診察券番号をモニターに表示し、診察室に誘導します。その一方で医療は人と人の関わりであることを忘れずにしたいとスタッフ一同考えています。

産婦人科クリニックさくらはたまプラーザ駅南口徒歩3分でお越し頂けますが、通院が困難な方、交通の便が悪い方に配慮し、少ないながらも駐車場を設けましたが、ご利用になれない場合もありますので、なるべく公共交通機関をご利用頂くようお願い申し上げます。

 

今後とも女性のQOL向上のため、また赤ちゃんを望んでいる方に一日も早くお子さんを抱いて頂きたい、そのため医療レベルと医療サービスの向上を心掛けていきます。

(初出:2017年1月10日)