女性の皆さんは、大切なイベントに月経が当たってしまうかも、、とても困りますよね。
ましてや、普段から月経痛が強かったり、出血量が多かったりすると、なおさらです。
婦人科では、
・月経調整
で、サポートすることができます。
月経が順調な方でしたら、試験の前の月経が始まってから相談にいらしたら結構ですが、不順な方は少し長い目で対策をしなければならないかもしれません。
1,2ヶ月前にいらっしゃれれば、低用量ピルやPOPも選択肢となり得ます。
特に若年の患者さんからは、内診しなければならないか、という声も聞かれますが、月経調整では問診だけでほとんどの場合、処方できます。月経痛が強い場合には、子宮・卵巣の異常がないか診察したほうが良いですが、取り急ぎピルの処方などを開始して、あとで落ち着いてから婦人科診察したらいかがでしょうか。いずれにしても診察を強制はしませんので安心してください。
低用量ピルやPOPについて説明した動画を紹介します。参考になれれば、と思います。
文責 桜井明弘(日本産科婦人科学会専門医)
初出:令和4年11月24日
補筆修正:令和5年9月5日、低用量ピルやPOPを紹介した動画を追記しました。