HPVワクチンの積極的勧奨とキャッチアップ接種が開始されていますが、
「高1までに打てなかったので、高2以降、自費で接種した」
という方も少なくありません。
令和4年3月18日に厚労省から出された通知では、こういった方たちに費用の助成をする「償還払い」について触れられています。
償還払いの対象となるのは、
今年度17歳から25歳となる、
平成9年4月2日から平成17年4月1日までの間に生まれた女子
です。償還払いをするかしない、か、またその方法については各自治体が判断することとなりました。
横浜市では償還払いを6月より開始する、と通知がありました。川崎市でも内々に償還払いすることが決まっているようです。
また、ワクチン接種後に転居により居住自治体が変わっている場合、現在の居住自治体に判断に従う、ということになっています。
対象となる方はくれぐれも領収書や問診票の控え、母子手帳などの記録を大切に保管し、手続きしてください。
お住まいの自治体のホームページをご覧になったり、問い合わせてみるのも良いと思います。
横浜市の場合、
対象となるのは
2価・4価ワクチンのみで、9価ワクチンは現在対象とされていません。
男性も対象外です。
申請期間は、
令和4年6月1日〜令和7年3月31日
申請方法は、
横浜市ホームページより、申請書(様式第1号)を印刷、ご記入のうえ、 必要な書類を添付し、以下までご郵送ください。
申請書提出先
〒231-0005 横浜市中区本町6-50-10
横浜市健康福祉局健康安全課予防接種償還払い担当
償還金額
■領収書等接種費用を証明できる書類を提出した方は、接種費用の実費全額
■紛失などで領収書等を提出できない方は、1回あたり16,775円 (令和4年度)
HPVが原因となる病気、HPVワクチンについて解説した動画を作成しました。
初出:令和4年4月5日
補筆修正:令和4年6月2日、4日、7日、9月5日、27日、10月17日