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2018年年頭所感

皆さま、新年あけましておめでとうございます。

素敵な一年のスタート、今年も1年、それぞれに、色々なことに頑張って参りましょう!


さて、産婦人科クリニックさくらは、新春を迎え、現施設への移転から、1年となります。

昨年の年頭所感でもお伝えしたような、理想のクリニック作りに邁進しております。

また、昨年末より、1/18(木)より放映されるフジテレビの「隣の家族は青く見える」の医療監修を務めています。

医療もののドラマはたくさんありますが、なかなか産婦人科の領域が取り上げられることは多くなく、ようやく「コウノドリ」で産科、周産期医療が本格的に取り上げられましたが、不妊治療がメインとなるドラマ、映画はほとんどありませんでした。

このドラマでは、コーポラティブハウスを舞台に、現代の日本社会を象徴するような4家族が描かれます。

その中で主役の二人の家庭は不妊に直面しており、不妊患者さんの気持ちや不妊治療が随所に散りばめられています。

不妊という問題に、赤ちゃんを望んでいない方も、赤ちゃんを無事に授かった方も、全く考えていない方たちにも知って欲しく、映画「ジーン・ワルツ」と同様の気持ちで医療監修を引き受けました。

一人でも多くの方に、不妊、に目を向けて頂きたく、また不妊に直面しているカップルにエールを送りたいと思っています。

 

さて、産婦人科クリニックさくらの医療の2本柱は、ウィメンズヘルスと生殖医療です。

ウィメンズヘルスは、幼年期から閉経後まで、女性に特有の疾患に対応するだけでなく、未病の段階から医療ができることを考えています。

最近のGoogleの検索ロジックが変更となり、子宮内膜症や子宮頸がん、月経調整など、このHPの検索順位も高くなりました。

引き続き、正しい情報を提供していきたいと思います。

ウィメンズヘルスには、将来妊娠する世代へのプレコンセプションケア、も含まれます。

若年者だからと将来の妊娠を妨げる疾患が見過ごされていることもあります。
この点を、秋には美人化計画での研究会で取り上げたいです。

また意外と更年期障害や、更年期以降の女性のヘルスケアについての情報が不足していたり、それを迎える世代がどう対処して良いかわからない、と言う声も聞かれます。

青葉区内の先生方と、3月にセミナーを行います。

そして生殖医療ですが、いよいよ日本で生まれる赤ちゃんが100万人を切りました。人口はほとんど減っていないのに、我々の世代の半分しか産まれないのですから、それは高齢化も進むのが容易に理解できます。

我々は一人でも多く、赤ちゃんを希望する方に、その手に抱いて頂きたい、と妊娠率の向上を目指しています。昨年もこれまで以上の妊娠率の向上が期待され、3月頃に集計して公表致します。

本年も皆さまにとって実りの多い、充実した1年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。