最新のお知らせ

43歳から61歳までの男性は、受診の際に風しんの第5期定期接種のクーポン券をお持ちください

平成31年4月1日より令和7年3月末まで、これまで風しん予防接種の対象外とされてきた男性を対象に、第5期定期接種が行われています。

平成25年、30年からの全国的な風しんの流行は、この方たちが感染して流行したことが大きな原因で、当初は2020年の東京オリンピックまでに風しんを完全排除することを目標にして、国の施策として行われています。

対象となるのは、

・昭和37(1962)年4月2日から昭和54(1979)年4月1日までの間に生まれた男性

で、令和4年度中に42歳から60歳となる方たちです。

西暦の下二桁を取って、「無に(62)、泣く(79)」と覚えると良い、とSNSでも話題になっています。


特徴は、ご自身が住んでいる自治体から送られてくる無料クーポンを、この風しん第5期定期接種の受託医療機関なら全国どこでも利用して抗体検査とワクチン接種が受けられる点です。

検査をお受けになる手順は、

1.ご自宅に無料クーポンと検査受診票が届く。

風疹第5期定期接種無料クーポン 風疹第5期定期接種受診票

(横浜市の無料クーポンと、検査受診票。個人情報は消去しています)

2.無料クーポンと検査受診票を必ず持参して医療機関を受診する。

*あらかじめ「風しん第5期定期接種」が受けられる医療機関であるか、確認しておくことをお勧めします。
*本人確認のために、運転免許証など、顔写真の入った本人確認書類を持参して下さい。当院ではカルテ作成のため、保険証のご持参をお願いしています。
平成26年(2014年)以降に風しん抗体検査を受けたことがあり、検査記録が残っている方は持参して下さい


3.医療機関で検査受診票を元に「風しん抗体検査」をお受け頂きます。

*抗体検査は血液検査で、抗体の種類は施設によります。当院ではEIA法を採用しています。結果に約1週間お時間を頂きます。


4.医療機関で抗体検査の結果を聴き、必要な場合は「MRワクチン」接種する。
*ワクチン接種を受けるときにも無料クーポンを必ず持参して下さい。

ただし、現在、麻疹感染の拡大などを受け、MRワクチンが納入されませんので、ワクチン接種までお待たせ致します

以上、どの受診、検査、ワクチン接種も全て無料で行えます。


奥様の受診に付き添って来院されるご主人で、この年代の方は是非、自治体から送られていたクーポンをご持参ください。


横浜市では令和元年度、2年度の無料クーポンが発送されていますが、引き続き、令和4年3月末までこの無料クーポンが利用できます。

無料クーポンの有効期限などは、自治体によって異なります。詳しくはお住まいの自治体にお問い合わせ下さい。

みんなで取り組む風しん排除、よろしくお願いいたします。

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初出:平成31年4月18日
補筆修正:平成31年4月19日
補筆修正:令和元年6月22日、24日、26日
補筆修正:令和2年3月28日、7月11日
補筆修正:令和3年3月30日
補筆修正:令和4年3月2日、27日、11月25日
補筆修正:令和6年3月23日、MRワクチンが納入されない状況を追記しました。