今朝の「あさイチ」でも取り上げられていましたね。

世界中に猛威をふるっている新型コロナウィルス(COVID-19)とビタミンDの関係が報告されています。

まず、欧州20カ国における、平均ビタミンD濃度と、COVID-19の感染数と死亡率との関係が英国から報告されました(Ilie PC et al. 2020)。

平均ビタミンD濃度が下がるほど、感染者数と死亡率が上昇します。スペイン、イタリア、スイスでは高齢者のビタミンDが著しく低く、ご存じのように、これらの国の高齢者にCOVID-19感染が多いです。

平均ビタミンD濃度が高い北欧諸国では、確かに感染者数や死亡率は低いですね。


ビタミンDが低いとCOVID-19が重症化する確率が高くなる米国からの報告もあります(Daneshkhah A et al. 2020)。

ビタミンDが著しく低いと重症化率は17.3%で、ビタミンD正常の14.6%に比べて多い、と言うものです。

ビタミンDにより、重症化を改善できる可能性について言及しています。


そしてインドからは、ビタミンD濃度(25OHD)が30ng/ml未満では重症化頻度が高く、ビタミンD濃度は年齢とともに低下、との報告がありました(Glicio EJ 2020)。

ビタミンDサプリメントにより、特にCOVID-19による高齢者の罹患を減らせる可能性も述べられています。

25OHDの目標値を30以上にしている日本の基準とも同じです。


どの報告も、ビタミンDによる免疫力の改善効果に着目しています。

初出:令和2年5月12日
補筆修正:令和2年5月15日、6月2日、12月2日