妊娠高血圧症候群、かつては妊娠中毒症と呼ばれた、妊娠中の高血圧、尿蛋白がみられる合併症です。
軽い方から重い方まで、さまざまな病態があり、また関連する病気もあります。
しかし、妊娠が体への負担となっているため、出産後速やかに改善することが多く、ほとんどの方は産後1ヶ月検診で異常が見られないと、フォローアップも終了となることが多いです。
近年、妊娠高血圧症候群についての研究が進み、また新しい知見が得られてくると、出産後に改善した妊娠高血圧症ですが、その後の長期間にわたって、血圧や心臓の病気に気をつける、健康管理をきちんと行う必要性がわかって来ました。
10月30日(日)に、日本妊娠高血圧学会の第42回学術集会の中で、市民講座が行われることになりました。
ホームページ、申し込みはこちらからです。
⇩⇩
https://jsshp42tokyo.jp/publiclecture/
診断をされた当時はその後の健康についてわかっていなかったため、今後の指導がなかったかもしれません。また育児にも追われ、振り返る時間もなかったのではないでしょうか。
新しい情報をアップデートして、これからも笑顔でお過ごしいただきたく思います。