HIVはエイズの原因ウィルスで、性感染症の一つです。

先月末、厚生労働省のエイズ動向委員会が発表した内容によると、平成28年に新たにHIVに感染したことが判明した人が、1440人で、前年の1434人から微増したそうです。

HIVウィルスに感染してもすぐにエイズが発症するわけではありません。インフルエンザウィルスに感染しても、発熱などの症状が出るまでに時間がかかるのと同じ理由です。

この1440人のうち、エイズを発症してから、初めて感染が判明したのは437人で全体の約3割を占めました。

また行われたHIV検査は2年連続減少しているそうです。

つまり感染しても検査もしていない、発症もしていない、気づいていないうちに性交渉でHIV感染を拡めてしまっていることが多くなり、おそらく判明しているよりずっと多くのHIV感染者がいると予想されています。

HIVは梅毒や性器ヘルペスなどのSTI感染者で多く見つかります。

一つのSTIに罹れば、他のSTIにも罹っている可能性があるのは当然と言えます。

産婦人科では上に挙げたリンク先にあるSTIの検査がよく行われますが、どれか陽性になった場合、他の諸検査も同時に行うことが強く勧められています。