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緊急避妊
モーニングアフターピル
理想的な避妊の方法は■コンドームを正しく装着する。
■OCを服用する。
■避妊用のリング(IUS,IUD)を装着する事です。
正しい避妊を行っていたにも関わらず、万が一コンドームが破れてしまったなど、望まない妊娠を避ける方法もあります。
最近『緊急避妊』、『(モーニング)アフターピル』と認知されるようになった避妊方法です。ホルモン剤を服用する事により、受精卵の着床を防ぎます。事後避妊薬、緊急避妊ピル、Emergency contraception、Plan B、とも呼ばれます。欧米では広く知られている方法です。普段コンドームを使っているならば、いざというときのために手元にストックしておくのも一つの考え方です。
しかし、あくまでも“緊急避妊法”であり、最後の手段です。世界的にみれば、女性の体に負担のかからない確実な避妊法として低用量ピル(OC)が主流です。
緊急避妊ピル(モーニングアフターピル)の服用の仕方
コンドームが破れた・はずれてしまった等の避妊に失敗した後、72時間以内であれば、簡便な中容量ピルの内服で行うことができます。中容量ピルは、避妊効果からすると国内で使用できる薬剤の中では、「プラノバール」が最も理想的、とされています。プラノバールを2錠内服、さらに12時間後に2錠内服する方法です。
ただ、プラノバールは比較的嘔気の強い中容量ピルで、副作用として吐いてしまうと、薬も同時に吐き出されてしまう恐れがあります。緊急避妊効果は、ピルにより一過性に高エストロゲン・高プロゲステロンの状態になるためで、これにより排卵を抑制する、内膜への着床を妨げる、とされていますが、詳しい機序は不明なところがあります。
もちろん、避妊効果は100%ではなく、約10%ほどの妊娠が認められるといわれていますが、その一過性の高エストロゲン・高プロゲステロン状態のため、服用後不正出血があったり、次の予定の月経が早まる、または遅れる、といった月経の不順が起こる可能性があります。
内服後、2週間しても月経がない、あるいは通常と異なる少量の出血しかない、といった場合は、妊娠反応をチェックしましょう。
とはいえ、妊娠を望んでいない場合は、内服すれば妊娠を避けられるのですから、簡便な方法、といえます。
緊急避妊ピル(モーニングアフターピル)の副作用は?
一時的ですが吐き気、嘔吐、頭痛の症状がでたりする場合があります。時にはめまい、腹痛、乳房緊満なども起こる事もあります。これらの副作用は24時間以上継続することはありませんので安静にすることが重要です。
低用量ピル等の経口避妊薬についても同様ですが、服用してはいけない人や慎重に服用した方がよい人がいますので、不安な方は医師にお尋ね下さい。
※インターネット購入することも可能になっていますが、副作用などの悪影響を考えると、産婦人科医師の処方と指導で、服用する方が安全です。
低用量ピル等の経口避妊薬についても同様ですが、服用してはいけない人や慎重に服用した方がよい人がいますので、不安な方は医師にお尋ね下さい。
※インターネット購入することも可能になっていますが、副作用などの悪影響を考えると、産婦人科医師の処方と指導で、服用する方が安全です。
緊急避妊ピルの料金
産婦人科クリニック さくらでは、緊急避妊目的の来院で、他に検査や処方がない場合、診察料と処方箋料、薬品代で、計5000円のご負担が生じます。
もうひとつの緊急避妊
子宮内避妊リング(IUS中容量ピルの緊急避妊が、避妊失敗後、72時間という有効な期限があるのに対し、IUSの挿入は受精卵の子宮内膜への着床を妨げるため、72時間を過ぎた場合でもある程度の有効性が可能性としてあるためです。ただし、IUSの開発は、本来緊急避妊を目的としていないため、その有効性について具体的なデータがあるわけではありません。
それでも、受精卵の着床障害、という点では、理論的には効果のある方法だと思います。
このような経緯から、この方法を強くお勧めすることはできませんが、どうしてもお困りの場合は、よく外来で説明を聞いた上で、ご自身の判断で治療をお受けください。










