日本国内では1%の人がB型肝炎ウイルスに感染しているとされています。

感染は主に母子感染で、B型肝炎ウイルスを持つお母さんから赤ちゃんに出産時に感染することがほとんどですが、一部は性行為によって体液を介した感染をすることがあり、STI(性感染症)の一つとも数えられています。

B型肝炎ウイルス感染に気付かず放置すると、慢性肝炎から肝硬変となり、肝臓がんや肝不全に進行します。

B型肝炎ウイルス感染のスクリーニング検査として、HBs抗原検査が行われていますが、これまで安価なため用いられてきた半定量法には、偽陰性(感染しているのに陰性と判断されること)が報告されており、より精度の高い検査法が推奨されています(B型肝炎治療ガイドライン、一般社団法人日本肝臓学会、2021)。

各自治体の検査も、これに準じて変更されつつあり、横浜市の肝炎ウィルス検査事業も、5月から完全切り替えとなりました。

これに伴い、当院で行なっている肝炎検査もコスト変更しました。

《肝炎検査》
*HBs抗原 2,640円→3,300円
*肝炎セット(B型、C型肝炎) 3,740円→4,400円
*感染症検査(梅毒、B型、C型肝炎、HIV) 5,610円→6,270円
*自費手術・採卵前検査 10,340円→11,000円
性感染症全項目 12,540円→13,200円

*横浜市肝炎検査(B型、C型肝炎) 0円
*感染症検査(横浜市肝炎検査施行) 1,430円
*女性自費手術・採卵前検査(横浜市肝炎検査施行) 6,160円
*性感染症全項目(横浜市肝炎検査施行) 8,360円

いずれも税込です。

文責 桜井明弘(院長、日本産科婦人科学会専門医)

(初出:令和3年4月15日)
(補筆修正:令和3年11月23、24日)