最近のニュースバラエティでも、「不織布マスク警察」が話題となっていますが、布やウレタン製のマスクでは予防効果が劣るため、不織布マスクが推奨されています。

新年のネットTVを視ていたら、とある言論雑誌の編集長が、私はほとんどマスクを着けない、この歳になったら罹っても仕方ないと思う、と話していました。

大きな間違いですよね。マスクはあなたを守る以上に、あなたから他の方への感染を防ぐために着けるのがマナーなんです。

いまだに理解せず、公共の放送で当たり前のように語るのは、誤解を広めかねないので、やめてほしいと思います。

マスクをつけないのなら、外出せず、自宅でお仕事してください。

街中や、外来でも稀にフェイスシールドのみを着けている方や、マスクから鼻を出している方を見かけますが、感染予防にはなりません。

また、これまで不織布マスクが手に入らなかったため、布やウレタンマスクも利用されてきましたが、布やウレタン素材も感染予防としては効果があまりありません。

この場合の「感染予防」の意味ですが、自分がコロナやインフルエンザ、風邪にかかっている場合に、他の人にうつさないためにマスクをつける必要があります。

いわば、マスクを正しく着用するのは、With コロナ時代の「マナー」と言えます。


ニュースや、テレビ番組などを通じて、政治家やタレントなどの有名人に、マスクに限らず我々は影響されやすいです。年末年始で久しぶりにニュースやドキュメンタリー以外の番組を少し視てましたが、だいぶ緩くなっていますね。フェイスシールドを装着しているのは、顔の表情を見せるため、と認識していましたが、最近の番組では2mの距離を保っていませんので、現場での感染はもちろん、視聴者への悪影響が懸念されます。

TV番組とは言え、不織布マスクを着けるか、フェイスシールドやノーマスクで徹底してソーシャルディスタンスを保つかして下さい。TVが及ぼす影響は良悪どちらも広がりやすいことを自覚して下さい。

一方で、我々、一般人はフェイスシールドでは他人への感染を防ぐことができません。


また、マスクには、残念ながら、他人から自分が感染するのを防げません。もちろん着けないよりはマシですが、感染予防とは言えないのです。

コロナの初期は、発熱や感冒症状、呼吸器症状もありませんが感染力は持っています。ここが厄介ですね。つまりマスクをつけるのは、周りの人への気配りで、何の症状もないものの、万一自分が罹っているかも知れないから、という意味なのです。

当院でも新型コロナウィルス対策を行っています。

来院時には体温測定やマスク着用をお願いしており、また原則として付き添いの方の来院はご遠慮いただいています

もう一度マスク着用についておさらいです。

マスクは他人との接触密度が高い場所では不織布マスクを正しく着用して下さい。鼻出しは予防効果がなくなります。

マスクはうつらないためではなく、うつさないために着用します。自分のためではなく、他の人たちのために着けるものです。

よく知られているように、新型コロナウイルスは、無症状のうちから人にうつします。

つまり、ご自身の自覚症状が起こる前から感染力を有するのです。

いつ、誰もが感染する可能性がある以上、常に自分が感染者であるかのような、社会的配慮が重要なのです。

これによりウイルスを広めない、と言うことになります。


是非ともご協力をお願い申し上げます。