先週、横浜市のインフルエンザの流行警報が発令されました。

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(横浜市衛生研究所/横浜市健康福祉局 インフルエンザ流行情報 10号)

ごらんのように、先々週から爆発的な患者数の増加が見られ、過去の流行数すら上回り、64.59となりました。

流行警報発令の基準値が30.00ですから、相当数と言えます。

小中学校の学級閉鎖数もさらに増加しています。

 

この〇週に何人、と言う数字は、

感染症の種類によって、診断したら全て報告が義務付けられているものと、指定された医療機関(定点)だけが毎週、1週間に何人の診断をしたか報告するものとあります。
インフルエンザは後者で、定点医療機関から報告された患者さんの平均人数が発表されています。
横浜市内には153か所の医療機関があるそうです。

横浜市各区別の報告数を見ても、18区全区で警報レベルを超えました。

 スクリーンショット 2018-02-02 15.53.33(同上)

この図は、各週に各区で報告された定点医療機関の平均患者数で、色が濃いほど多く、左から右へ、1週毎に表されています。

青葉区も、報告数は49.50に達しました。

インフルエンザはこれからさらに流行が拡大することが予想され、またワクチン接種後約2週間で免疫力がつくことから、これからの接種でも遅くは無い、とされています。

インフルエンザは、小児や高齢者の感染も重症化するため問題ですが、
妊娠中にかかると、
・肺炎などの合併症を引き起こし、症状が重くなりやすい
・それらの体調の悪化が早産の原因となる
・喘息合併の妊婦さんはさらに呼吸器症状が悪化する恐れがある
とのことです。

WHO(世界保健機関)は2009年10月に、「妊婦は一般の人より集中治療室(ICU)を必要とする確率が
10倍高い」、「特に妊娠28週以降の妊婦は注意が必要」といった声明を出しています。
もあります。

予防のためには、とにかくワクチン接種、人混みになるべく出掛けない、ことが大切で、最近の研究では残念ながらマスクや、うがい手洗いによる予防効果が乏しいとされています。
流行拡大を防ぐためには、インフルエンザに罹ってしまった方が、医療機関以外には出掛けないことが重要です。
また、妊婦さんでも抗インフルエンザ薬を服用できますので、一日も早く治して下さい。

インフルエンザ関連記事はこちらをご覧下さい。

・「インフルエンザワクチンを接種したいんだけど、いつするのが一番いいのでしょうか
・「インフルエンザに罹ってしまったときの外出や来院は?
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(平成30年2月2日更新)