前のページでも触れたように、ビタミンDは紫外線を浴びると体内で作られます。

単純に陽に当たればビタミンDが作られて、検査の値が高くなる、ということです。

どれくらい陽に当たればビタミンDが十分高くなるのか、手の平浴、なんて言葉もありますが、色々と調べたところ、残念ながら定見はありませんでした。

それは紫外線は、季節によって変動が大きく、また日本のように南北に長い国土では、北と南で全く異なるからです。北欧のような国々では、一般的に紫外線が弱すぎる、と言えます。

また紫外線の効果は肌質により異なります。

いずれにしても、今のように紫外線の弱い季節であったり、北日本にお住まいであったりする場合、十分な紫外線を浴びることができませんし、女性にはやや抵抗がありますよね。

ビタミンDは、きくらげや、あん肝など、キノコ、魚介類に豊富に含まれていますが、サプリメントで補うことができます。

ビタミンD新パッケージ

当院で採用しているビタミンDは、オメガ3系脂肪酸も含有されたものです。
1日1カプセル(25㎍、1,000IU)ずつ服用し、2ヶ月分で1,620円(税込)です。

またMVM(マルチビタミンミネラル)にも1日服用量8カプセルに20㎍、800IU含有されています。
MVMにはビタミンDの他に、一日に必要な葉酸ヘム鉄をはじめ、多くのビタミン、ミネラルが配合されており、妊娠を目指す方、また妊娠中に赤ちゃんを育てるための栄養素がとても多く配合されています。
MVMは1ヶ月分、9,720円(税込)です。

どちらも2ヶ月ほど服用したら再度採血をして十分に25OHビタミンDが上昇したか確認しましょう。

VDサプリメント服用では、1日1カプセルでは足りないことがあり、その場合は1日2カプセル、多い方では3カプセル服用してもらっている場合もあります。

服用を初めて子宮内膜が厚くなり妊娠された方もいらっしゃいます。是非一度ビタミンD検査で調べてみましょう。

文責 桜井明弘(院長、日本産科婦人科学会専門医)

(初出:平成29年3月12日)
(補筆修正:平成30年1月16日)
(補筆修正:平成30年9月26日)
(補筆修正:平成30年10月4日)
(補筆修正:令和元年7月23日)
(補筆修正:令和元年8月19日)
(補筆修正:令和2年3月26日)
(補筆修正:令和2年5月10日、18日、6月4日、8月12日)
(補筆修正:令和3年3月27日)