認定NPO法人キャンサーネットジャパンが提唱している1月の「子宮頸がん啓発月間 〜ティール&ホワイトリボンプロジェクト〜」に賛同しています。
11月は子宮頸がん予防啓発月間でした。
11月、1月は当院のスタッフは、ティール&ホワイトリボンを着けて勤務に当たりました。
また2018年から開始された国際HPV啓発デー、今年5年目を迎えます。
5年前と言えば、日本ではほとんどHPVワクチンの接種が途絶えており、2019年からようやく、少しずつ接種者が増えてきた印象です。
一昨年2020年12月には、4価ワクチンの「ガーダシル®」が男児、男性にも適応を拡大し、昨年2月に9価ワクチン「シルガード9®」が発売されました。
子宮頸がん検診を受けているか、またHPVワクチンについて、ぜひ改めて考える機会にして下さい。
このサイト内の子宮頸がん関連記事を紹介します。参考にしていただけたら幸いです。
・横浜市子宮がん検診について(どの自治体でも住民検診として子宮頸がん検診が行われています)
・小6から高1までのHPVワクチン無料接種について(横浜市では6月頃に個別通知される予定です)
・HPVワクチン接種を「最短で終えたい」「2回目以降打ち損ねている」〜接種間隔のご質問〜
・HPVワクチンのキャッチアップ接種が決まりました(4月から開始していますが、横浜市では6月頃に個別通知される予定です)
・9価HPVワクチンの定期接種化が決まりました(具体的にはいつからか、まだ決まっていません)
・平成12〜15年度に産まれた方たち(≒HPVワクチンを受けていない)の、子宮頸がん患者数、死亡者数の推計が発表されました
・妊婦健診での子宮頸がん発見(日本は子宮頸がん検診受診率がとても低いです)
・子宮頸がんの妊婦さんから産まれたお子さんに、肺がんが見つかりました
文責 桜井明弘(院長、日本産科婦人科学会専門医)
初出:令和3年3月4日
補筆修正:令和3年5月11日、7月8日、10月2日、11月2日、13日、25日
補筆修正:令和4年1月2日、4日、7日、2月3日、3月16日、4月4日