現在、妊婦さんがコロナウィルスに感染して肺炎が重症化するリスクを考えて、不妊治療の延期が提示されています。

コロナウィルスが終息するのはいつなのか、また、妊婦さんでも安心して有効な治療が見つかるのはいつなのか、誰にも分かりません。

3ヶ月後、半年後、あるいは1年後になるかも知れません。

治療を延期することに理解はできても、気持ちが伴わない、それもそうだと思います。

一方で、やはりこの時期の妊娠は心配、と、治療を延期する方も少なくありません。

この先が見えない期間を、ただ治療を延期するのではなく、妊娠のためにできることをやっておくよう相談に乗っていますが、子宮内膜症の方に、この際、内膜症治療を行うことも提案してます。

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内膜症の治療には多くの選択肢がありますが、ほとんどの治療では排卵を抑制してしまうため、治療中に妊娠することは出来ません。

そのため不妊治療中には内膜症に手を付けることが出来ないので、内膜症の多くの方が悩んでいる月経痛も、生理が来てしまう度に辛い症状となります。

不妊治療を延期するなら、いっそのこと、内膜症治療に舵を切ることも一つの考え方です。

内膜症治療中には月経痛から解放されます。また、治療後、内膜症が少しでも改善すれば、妊娠する可能性も高まったり、月経痛も軽くなったりする可能性があります。

不妊治療が出来ない期間に有効な治療法を取り入れ、ウィルスが終息したら出来るだけ良い状態で妊娠に臨むのを一緒に相談いたしましょう。