カウフマン療法とは、婦人科で行うホルモン治療の代表とも言える方法で、

・卵巣性卵巣機能低下

・排卵障害

などに効果があります。

加齢に伴う卵巣機能低下を、卵巣性卵巣機能低下と呼びます。

おおむね以下のいずれかが該当する場合で、

・40歳前後以降

・FSH値が7.0以上(月経期間中の値。検査会社によって基準は異なります)

・AMHが1.5以下

です。


また排卵障害には、

多のう胞性卵巣(PCOS)

視床下部性/原因不明の排卵障害

があり、主にクロミッドなどの排卵誘発剤で治療が行われていることが多いです。


カウフマン療法には、内服薬で行うものと、注射剤で行うものがありますが、卵巣性卵巣機能低下では、注射剤を、排卵障害では内服、注射のいずれかで選択します。

注射剤では内服以上の量のホルモンを投与することが出来るため、卵巣性卵巣機能低下には効果的です。

実際の薬剤の使用法は、以下のリンク先で解説しています。

若年女性の「多のう胞性卵巣」や「月経不順」「無月経」の治療法 〜カウフマン療法やホルムストローム療法など〜

治療の方法は他にもあるため、年齢、ホルモン値、排卵の有無、いつ頃妊娠を考えているのか、を重視して、お一人お一人に合った治療法を提案します。

初出:令和2年4月16日
修正:令和2年5月24日、6月11日、9月25日