毎月訪れる月経痛に悩まされている方、少なくありません。

毎回辛い思いをするけど、女性だから仕方ない、生理痛があるのが当たり前、痛い日々が過ぎた後は何でもないから。。

と、月経痛を軽く考えていませんか?

子宮内膜症 月経痛


生理痛は辛いから、と近隣の薬局で相談し、鎮痛剤を購入した。


辛いのを我慢するのは正しいことではありません。日常生活が送れるように、適切な対策を取っていると思います。とてもよいことです。

しかし、薬局では産婦人科の受診は勧められましたか?


月経痛は、子宮内膜症や子宮筋腫、子宮腺筋症などの病気で起こることがあります。

もちろん、何の病気もないのに月経痛が見られることも少なくありません。


しかし、月経痛のある女性は、月経痛が無い女性と比べて、将来的に子宮内膜症が発症するリスクが2.6倍に増加します。

子宮内膜症とは、ひどくなると月経困難症でも腰痛や排便痛を伴ったり、性交痛、慢性骨盤痛(月経と関係ない骨盤内の痛み)、また不妊の原因となったり、妊娠した後も妊娠中のトラブルが多いことが知られています。

産婦人科診察では、主に超音波検査や内診、血液検査CA125などで子宮内膜症を診断し、必要な治療を提案します。

例えば、低用量ピル(OC/LEP)の服薬で、子宮内膜症の発症リスクが、0.63倍に低下することも知られています。

生理痛を感じる女性は一度は産婦人科診察を受けて頂きたいですが、特に以下の様な方は診察が強く勧められ、必要に応じて治療するレベルと言えます。

・月経の度に、毎回鎮痛剤を服用している。

・月経痛の程度がだんだん強くなっている。

・鎮痛剤が効かない、または効かなくなってきた。

・月経の期間は日常生活に支障を来している(仕事、家事ができない、寝たきりになる、など)


産婦人科医は女性の皆さんの味方です。

月経とも上手に付き合い、ストレスのない、素敵な毎日を過ごして下さい。