多くの女性が、年齢とともに月経の周期が短くなってきた、早まってきた、と感じてきます。

また、月経の量が少なくなってきた、反対に多くなってきた、と実感していることも。

月経周期の変化や月経量が少なくなるのは、早い方では30代後半から始まります。

月経周期が短くなると、月経開始日が3週間毎(月経周期が21日)、になったりして、厄介で不便かも知れません。

なぜ月経周期が短くなるかというと、2つあります。

・排卵日が早くなる。

・黄体期(高温期)が短くなる。

通常の月経周期を28日とすると、月経開始から14日目頃に排卵があり、排卵から14日間、黄体期(高温期)が続き、次の月経が来ます。

月経周期が21日と言うことは、

・排卵日が月経開始からわずか7日で起こって、黄体期が14日続く周期

であったり、

・排卵日は14日目でも、黄体期が短くなって7日しかない周期

となるのです。

いずれも卵巣機能が年齢とともに変化して起こる現象なので、必ずしも病気とは言えませんが、さすがに3週に1回、月経が来るのは困る、と言った場合には、ホルモン治療を行うことがあります。しかし、多くの患者さんは治療するほど困っていない、と思ってらっしゃるようです。

一方で、子宮筋腫や子宮腺筋症のような、月経が多くなる(過多月経)病気を持ってらっしゃる方は、3週毎の月経はお困りだと思います。

また、このような変化の後、やがて排卵をしなくなってきます。排卵をしない、と言うことは、月経がなくなることもありますが、当初は予測不可能な不正出血を起こします。不正出血も少量であれば良いのですが、大量の不正出血を繰り返す場合があります。

子宮頸がん検診に加えて、子宮体がん検査も必要になりますね。

子宮筋腫や子宮腺筋症の患者さんはもちろん、妊娠を考えない世代でも、婦人科の定期検診を欠かさず、その際にお困りの変化があれば遠慮無く相談されることを勧めます。

女性にとって、生涯、かかりつけの婦人科医を持ってほしいのです。

40代女性