避妊目的だけで無く、PMS(月経前症候群)や月経不順、また月経痛や体外受精などの高度生殖医療で行うLong法のプレトリートメントで処方しているOC(低用量ピル)「ファボワール」が、自主回収となってしまいました。

製造から2年以上経過した製剤で、含有されている黄体ホルモンの類縁体が1%未満、の基準を、わずかですが1.2%となったことが原因で、服用しても身体への悪影響はないものと思われます。

しかし、医薬品の基準は厳しく、残念ながら、回収、となってしまいました。

またこの影響を受けて、ファボワールの先発品「マーベロン」の需要が増え、マーベロンも出荷調整のため入荷の見通しが立たなくなってしまいました。

今後当院での方針は、

・PMS、ニキビ、肌荒れ、多毛やプレトリートメントなど、ファボワールの特性を活かした治療を行っている場合、「ファボワール」から同一成分の「マーベロン」に変更。

・避妊、月経不順など、特に「ファボワール」「マーベロン」の成分では無くても良い場合は、「トリキュラー」「ラベルフィーユ」に変更。

とします。もちろんその方に合ったものを、相談して処方します。

OC/LEP(低用量ピル)の情報は、こちらもご覧下さい

初出:平成30年5月31日
補筆修正:平成30年6月15日